LE TRAVAILLEUR GALLICE × KATO`

 

MADE IN FRANCEのスペシャルなアイテムが到着。

 

フランスのワークウェアブランド「LE TRAVAILLEUR GALLICE」にKATO`がジャケットとパンツを別注いたしました。

 

LE TRAVAILLEUR GALLICE

国鳥の鶏をロゴに配した、ワークウェアブランド「LE TRAVAILLEUR GALLICE(ル・トラヴァイユール・ガリス)」。

1895年創業でモールスキンを扱うブランドの中では、1,2を争うほどの古参メーカーです。

他メーカーが生産を他国に移す中で、生地の手配、染色、縫製に至るまでをフランス本国で一貫して行っています。

 

生地

生地はフレンチワークウェアのシンボルである『モールスキン』を使用。

とても重厚で張りのある生地になっており、非常にタフで、ガシガシと着込んでもらうと非常に良い経年変化が得られます。

※モールスキンとはmole(モグラ)skin(皮)=モグラの皮に似た表情を持つ古の生地です。

今の時代のようなハイテクな生地が無い時代、その耐久性と堅牢性から特に製鉄所で用いられるようになった労働着用の生地です。

     

伝統の製品染め Pastel Bleu

 

Pastel Bleuは、ホソバタイセイ(isatis tinctoria)という植物を用いて染色され、「世界最古のブルー」と言われています。

その起源は古代エジプトまで遡り、16世紀末にインド藍が輸入されるまで、ブルーを表現できる唯一の染料として重宝されていました。

しかし染料作りや染色作業は、非常に熟練した技術が必要で、16世紀末には安価で扱いの容易な藍染めがアジアから大量に輸入されることで次第に衰退。

さらにその後、合成インディゴ染料が開発されたことで、衰退は加速。

しかしこの失われつつあった伝統技術を継承すべく、数名の有志がPastel Bleuの復活を試み、成功させました。

 

そんな歴史と技術が詰まったカラーをKATO` 別注でもご用意しましたのでぜひこの機会に。

 

ディテール

ジャケット

襟はKATO`のアイコン的な存在の丸みを帯びた形で別注。

襟腰のない一枚仕立て。

柔らかい生地だとペタンとした襟になってしまいますが、モールスキンのような腰のある生地だとしっかりと立って、前ボタンを開けても閉めても様になります。

   

ポケットも丸みの帯びたKATO`仕様。

ワークジャケットといえば無骨な印象ですが、丸みのあるポケットのおかげで優しい印象になり普段のコーディネートにも取り入れやすくなっています。

     

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パンツ

シルエットは少し裾が細くなったストレート。

生地の重厚さも相まって、ストンとキレイに落ちるシルエットです。

   

股下の見えない部分には可動域を広げるためのマチを設計しています。

ハリと腰のある生地ですがマチがあることで着用時のごわつきが軽減されています。

   

フロントはフレンチワークパンツで代表的なメタルフック。

着用時の負荷はフックが担当して、ボタンの割れなどのトラブル防止に一役買ってくれています。

 

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